ハムスターが甘える行動とは?甘えてくる時のかわいい仕草や行動をご紹介♪また、飼育しやすい種類を特徴とともに解説します!

ハムスターはかわいくて人気のペットですが、甘えるようになるのでしょうか?
ハムスターが飼い主のことを「危害を加えず餌をくれる人」と信頼すれば甘える行動をとってくれるようになります♪
ただ、ハムスターにも性格があるので、すべてのハムスターが必ずなついて甘えてくれるということではありません。
でも、飼うからには甘えるようになってくれたらうれしいですね!
信頼関係を築くためにハムスターのことを知って、上手にお世話していきましょう♪
この記事ではハムスターが甘えてくる時の仕草を紹介します。また、どのようになつかせるかということにも触れていきたいと思います。
飼育しやすい種類をその特徴を交えてご紹介しているので、これから飼いたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
ハムスターが甘える行動をとる背景にあるものとは?

まずは、ハムスターの生態を説明していきます。
ハムスターはもともと砂漠で暮らしていたので、日中は敵や暑さから身を守るために巣穴に隠れて過ごします。
そして夜に行動しますが、下記のような感覚を使って頭の中に地図を作ります。
- 目は夜の方がよく見える
- ひげで物事を立体的に感じることができる
- 人間には聞こえない音域の声を発して反射によって距離をつかむ
- 鋭い嗅覚であらゆるニオイをかぎ分ける
さらに、一晩に10キロ以上移動しても巣穴に戻れるようにお腹の腺からニオイをだしてこすりつけるんです。
同じような景色の砂漠でも迷子にならなずにすむわけです。かわいいだけでなく、結構すごい能力を持っているのですね!
もちろん、このように頭の中に地図を作り10キロ以上移動するのは食べ物を探すためです!
砂漠に暮らしていると次にいつ食べ物にありつけるかわからないので、食べ物を蓄える習性があります。
頬袋に食べ物をたくさん入れて巣穴に持ち帰ります。これはペットのハムスターにもいえることです。
ハムスターにとって餌はとても重要なものなのです。
そんなハムスターですから、飼い主のことを「この人は危害を加えないし、大事な餌をくれる人だ」と信頼するようになれば、なついて甘える行動をとってくれます。
ハムスターが甘えてくる時の仕草を紹介します

ハムスターが甘えてくる時の仕草を紹介します。このような行動が見られたら信頼関係が築けているといえます♪
ケージをのぞいたり、手を入れると近寄ってくる |
名前を呼ぶと近寄ってくる |
手を出すと手に乗ってくる |
手の上でも餌を食べる |
抱いているとそのまま寝てしまう |
それではハムスターが甘えるようになるポイントをご紹介します。
いつもお世話してくれる人と覚えてもらう
ハムスターが起きているときに声をかけながらお世話します。ハムスターは視力がよくないので、声やにおいで覚えてもらいましょう。
おいしいものをくれる人と覚えてもらう
餌を直接ハムスターに手渡しであげて、「餌をくれる人」と覚えてもらいましょう。
ハムスターが自分から手に乗ってきたらしばらく動かない
ハムスターは自分が乗った場所が危険でないか確認しているので、しばらく動かずに安心させてあげましょう。
以上のポイントを守って接すれば甘えてくれるようになると思いますが、私はハムスターを飼ったことがないので飼っていたという知人にコツを聞いてきましたよ♪
とにかく毎日だっこして、なでてあげる。そして餌をあげることがポイントだそうです!
その時つまんで持ち上げると怒るので、左右からすくいあげるようにだっこします。
知人は何回かつまんで怒られたので、餌をあげて許してもらったそうです(笑)
ハムスターには飼育しやすく甘えやすい種類がある

一言にハムスターといっても色々な種類がありますし、性格も異なってきます。
ここではペットとしてもっともなじみ深い4種類のハムスターについて解説します。
ゴールデンハムスター

- 大きさ 15cm~20cm
- 別名 原産国がシリアなどの中東なので「シリアンハムスター」とも呼ばれる
ゴールデンハムスターは少し大きめで、中型のハムスターです。
温厚で人になつきやすく、飼いやすい種類なので初心者にも向いています。
毛色の種類が多く、大きな体のおっとりさん。仕草もかわいらしいです♪
知人のゴールデンハムスターは無心で餌を食べていると思いきや、突然動きをとめてキョトンとした表情を見せてくれます。
その表情がなんともいえずかわいくて、見ていてあきないです!
他の種類よりもなわばり意識が強いので、1匹で飼うのが基本です。
ペットとして飼われているゴールデンハムスターはすべて、20世紀半ばにシリアの砂漠で見つかった、たった1組の母親と子どもから増えました。
その後1年で150匹ほどに増え、今では世界中でペットにされているのですから驚きですよね!
キンクマハムスター

キンクマハムスターは、ゴールデンハムスターを改良した品種で、人気があります。
基本的な性格はゴールデンハムスターと同じで、少しだけゴールデンハムスターよりも大きな体をしています。
全身がクリーム色で、小さな子熊のようでかわいいですね!
ジャンガリアンハムスター

- 大きさ 7cm~12cmほど
- 別名 シベリアに多く生息していることから「ロシアンハムスター」「シベリアンハムスター」ともよばれる
ジャンガリアンハムスターはドワーフハムスターと呼ばれる小さなハムスターです。
ドワーフには「小さな」や「小柄な」といった意味があります。
比較的おとなしくてマイペースな種類で、毛色も豊富です。
全般的におっとりとした性格ですが、なかには神経質な性格のコもいるということを頭に入れておきましょう。
小さなころから一緒に飼うと複数で飼うこともできます。
ロボロフスキーハムスター

- 大きさ 6cm~10cmほど
- 名前の由来 発見したロシアの探検家の名前から
ジャンガリアンハムスターと同様にドワーフハムスターですが、ロボロフスキーハムスターはその中でも最小の種類です。
怖がりな性格なので他のハムスターよりもなつきにくいといえ、どちらかというとかわいい仕草を見ていたいという方におすすめです♪
小さくてもすばしっこく、運動量が多いので大きめのケージに入れてあげるといいです。
複数飼いがしやすいので、同じ性別のコを小さなときから一緒に飼うようにしましょう。
余談ですが、私は砂漠に生息するトビネズミを知って以来、かわいいので飼いたいと思っていました。
ロボロフスキーハムスターを見るたびにトビネズミに似ていると思うので、ハムスターを飼うときは絶対にこの種類にしたいと思っているのです♪


足としっぽ・小さな手の位置以外、なんとなく似ていませんか?そう思うのは私だけでしょうか(笑)
なじみ深い4種類のハムスターを紹介してきましたが、飼育しやすく甘えやすい種類という観点からいうとこのようになります。
- ゴールデンハムスター、キンクマハムスター (温厚で人になつきやすく、おっとりしている)
- ジャンガリアンハムスター (おとなしくてマイペース。なかには神経質なコもいる)
- ロボロフスキーハムスター (怖がりな性格なのでかわいい仕草を見ていたい方向け)
「甘えやすい」ということは「人になつきやすい」ということが大前提であるともいえます。
甘える行動が見たいという方におすすめなのはゴールデンハムスター、キンクマハムスターですね!
まとめ

- ハムスターが飼い主を信頼すれば甘える行動をとってくれる
- ハムスターが甘えてくるようにするには、スキンシップを取りつつ餌をうまく活用しよう
- 飼育しやすく甘えやすいハムスターはゴールデンハムスター、キンクマハムスター
特に昼間はじっとしているイメージが強いハムスター。あの小さな体で一晩に10キロ以上も移動できるとは驚きです!
すべてのハムスターがなついて甘えてくれるわけではないですが、飼うからにはお互いにベストな関係を築いていけたらいいですね。
この記事を参考にしていただけたら幸いです♪
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません